皆さんは新宿や渋谷などで酔っ払って、つぶれたり大声を出したりしているイケイケな大学生を目にしたことはありませんか?今回、彼らは一体どんなお酒の飲み方をしているのか、調査しました。

 

大学生の2パターンの飲み方

 

大学生の飲み会というのは大きく分けて2つあります。

 (1)「しっぽり飲み会」――世間話をしたり相談をしたりする飲み会

 (2)「激しい飲み会」――お酒をより多く飲むための飲み会

 

お酒を飲めるようになったばかりの大学生は社会人に比べて、無茶な飲み方をすることが多々有ります。大学生はお酒を「味わう」ことよりもお酒を使って「盛り上がりたい」と考えています。

 

飲み会を進めるための必需品「ゲーム」

 

多くのイケイケ大学生はお酒を多く飲み、盛り上がるために飲み会をしています。そんな大学生の激しい飲み会では「ゲーム」がよく行われます。以下、フィールドノーツを見てみましょう。

 

 (2016年2月29日 ゼミ合宿)

 〝3年女が1人、2年男が2人、2年女が3人という構成。班長は自分だったので自分が卓を回すことになった。自分以外のメンバー全員がサークルに所属していた。自分はサークルでよく行われているゲームやコールをあまり知らないので、無難な「山手線ゲーム」「ほうれん草ゲーム」「風船ゲーム」などでゲームを進めていく。自分の知っているゲームが一回りしたあたりで後輩たちからゲームを教えてもらい、たくさんのゲームをした。このメンバーはほぼ初対面であったが、飲み会でゲームをするうちに仲が深まった”

 

飲み会で行われる「ゲーム」の例

 

山手線ゲーム

最も有名なゲームの1つ。ある人がお題を1つ選び(例 山手線の駅名)、参加者はそのお題に合う言葉を順番に言っていくゲーム(例「池袋」「新宿」)。言えなかった人が負け。山手線ゲーム(youtube)

 

ほうれん草ゲーム

4人以上で行うゲーム。ほうれん草が2つあるとし、それをリズムに合わせながら回していく。リズムに合わせられなかった人が負け。ほうれん草ゲーム(youtube)

 

風船ゲーム

2人以上で行うゲーム。参加者は、リズムに合わせて順番に、「大きい風船」か「中ぐらいの風船」か「小さい風船」と言い、全員がそれに合わせたポーズを取っていくゲーム。風船ゲーム(youtube)

 

 

 

このように大学生たちは、ゲームを通じて飲み会を進めていくということがわかります。基本的にゲームで負けた人が飲んでいくので、飲む量も自分のゲームの強さ次第で決まります。ゲームは体と頭を使った簡単なものが多く、初対面の相手や話したことのない相手でも一緒にゲームをやりながらお酒を飲めばすぐに仲良くなります。

 

飲ませたいときに使う「コール」

 

「ゲーム」は飲み会を進めていくために行われます。では、「コール」はどういった場面で使われるのでしょうか。以下フィールドノーツを見てみましょう。

 

 (2016年2月29日 ゼミ合宿)

 “自分の班はノリがいい人が多く特に2年男のAとBはよくしゃべるタイプだった。2年男のAは隣に座っている2年女のCに焼酎を飲ませるために、コールを振り、飲ませていく。自分は班長だったので、そこのやり取りが行き過ぎないように進めていく”

飲み会で行われる「コール」の例

 

「お帰り」コール

トイレなどで席を外した人に対して、その人が帰ってきた時に使うコール

 

「なんで持ってるの?」コール

飲む番ではない時にお酒を持っているにふるコール「なんで持ってるの!なんで持ってるの!飲み足りないから持ってるの!」と不意に言い無理矢理飲ませる

 

「ところが隣の○○が飲み足りない」コール

不意に隣の人を飲ませる時に使うコール

 

 

このようにゲームとは違って、コールは突発的に行われます。トイレから帰った時の「お帰りコール」や「ゲームで負けた時のコール」、こぼした時などの「粗相コール」など様々です。

 

つまりコールはある人に限定し、その人に飲ませるために使うものなのです。コールは有名な歌の替え歌のようなものが多く、全員で歌えばとても楽しいものなのです。

 

 

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